御 法 推 進 大 会

12月3日(土)高槻支院の講日に合わせて御法推進大会と回向日が開催されました。

 正午より勤行が始まり、その中で当支院護持会員物故者追悼法要と

回向日に申し込まれた方々の追善回向が営まれ、

参詣者全員でご焼香をさせて頂きました。

 法要終了後、岩田上人はご挨拶の中で「来年は開教110年に向けての

スタートにしたいので、高槻支院の御法推進実行目標を変えます。

また、本日参詣頂いた方々だけに「一日一言」を贈呈いたしますので、

悩み事のある時の解決のヒントにして頂き、自分も修養しながら、

周りの人々にも喜んで頂けるように精進してください」と話されました。

 ちなみに、来年度からの当支院の新しい実行目標は、次の通り決まりました。

・今日一日 笑顔で良いところをほめ合いましょう

・今日一日 喜びの写経を人にも勧めましょう

・今日一日 「一日一言」を活用しましょう

 本堂でのプログラムはその後、平成28年御法推進目標と

当支院実行目標の唱和、来年度役員の紹介、運営委員長の挨拶、

御法推進全国大会のビデオ上映、平成29年度御法推進目標と

事業計画内容、信教師の体験談発表と進みました。

 信教師の体験談は、先月3回忌の法事を済まされた

御義母様にまつわるお話でした。結婚当初よりご主人のお母様と

同居されていましたが、お互いに我が強い性格のため、嫁姑間の諍いが

絶えなかったそうです。その生活が30年続いたある日、突然ご主人の妹さんが

「お姉さんは30年間お母さんの面倒を見てくれたのだから、

今度は自分が親の面倒を見る」と言って、お母様を引き取られたそうです。

これをきっかけに、お互いに距離を置くことで、逆に心の距離が縮まったのか、

御義母様に対する慈しみの心が出てきて、したこともない御法の話も

するようになったとのこと。また、二人とも授戒を受けられましたが、

戒名がなんとお互いの俗名部分だけが違うという一字違いの戒名だそうで、

親子としての深い因縁を悟られたそうです。

最後に、「一日一言」の1月27日の「聞知」を引用されてお話を締めくくられました。

 小休止を挟んで午後2時半より研修棟に場所を移して懇親会が開かれました。

テーブルには奉仕者の方々に準備して頂いたお花や軽食、飲み物が並べられ、

乾杯の音頭を皮切りに和やかな会食が始まりました。

後半にはビンゴゲームが始まり、当たった景品の中身を開けて見たり、

開けずに予想だけしたり、交換したりして皆さんそれぞれの楽しみ方で

大いに盛り上がりました。

 最後は、岩田上人の閉会の辞で閉めて頂き、無事終了となりました。

これを機に、三徳開教110年と顕修院日達上人第7回忌御報恩会に

向けてまた新たな年がスタートします。         
                                               
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